富山マラソン・大会コンセプトの設定について
<第10回を迎えて>
北陸新幹線長野・富山・金沢間の開業を機に始まった富山マラソンは、2025年で記念すべき第10回を迎えます。県民のスポーツ振興や富山県の魅力発信、関係人口拡大による地域や経済の活性化に貢献する、県内最大のスポーツイベントへと成長してきました。また、コロナ禍、能登半島地震にも見舞われましたが、富山マラソンの存在は、日常再開と復興へのシンボルとして、大きな役割を果たしてきました。
これまで回を重ね、改めて実感します。マラソンは幅広い年齢層の方々が参加できるスポーツである一方で、42.195 ㎞を完走するためには、ランナーの高い志と日々の練習による成長に加えて、献身的に大会を支え、熱い応援による後押しをする大きな力が必要なことを。
また、大会の大きな魅力である「山・海・まち」の自然環境・ロケーションを守り続けることが、この先の持続的な開催につながることを。
富山マラソンは、第10回を機に、新たなコンセプトとともに、前へ進みます。
<大会コンセプト>
【趣旨】
富山から、ともに、前へ。
・コースを駆けるランナーは、富山湾や立山連峰の美しく雄大な自然景観、歴史文化が息づく町並みを、存分に体感できます。
・富山マラソンの開催が、ランナーをはじめ、大会に関わる全員が前を向く原動力に。
For well-being
・富山マラソンに関わる人々が、走る・支える・応援するそれぞれの幸せを実感できる大会を目指します。
For nature
・富山マラソンSDGs宣言のもと、「山・海・まち」の自然環境・ロケーションを守り続ける取組みを通じて、大会の持続的な開催を目指します。
well-being:心も身体も社会的にも「満たされた状態」/nature:自然界・環境
<イメージ図>